すべてをあきらめる必要はない

「人はやる気があれば何でもできる」、「真剣にやって不可能なことはない」
と言われることがあります。
誤解を恐れずに言えば、私は何でもできることはないし、
不可能なことはたくさんあると思っています。

やはり生まれ持った才能や生まれつきの性分みたいなものはあると思いますし、
現実は人や能力を選ぶ側面があるとも思っています。

それは仕事も同じであると思います。
どんなに望んでも職業の持つ要素が人を拒むことはあります。

しかし、相談者と話す中で一つがダメであればすべてがダメであるという気持ちになっている人を見かけることが少なくありません。
一つが不可能だからといってすべてをあきらめる必要はありません。
いろいろ試す中で自分にピッタリくるものや場所との出会いはあるものです。

その可能性に自分で蓋をしてしまうのはあまりにももったいないことです。
今できることをあれこれ試しながら、一歩ずつ理想の自分に近づいてほしいと思います。

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